大地震のあの日・・、
私は馬に乗っていました。
14:45にレッスンが終了して、馬を厩舎に戻したところで
ずずずずずずす・・・ん。
幸いなことに、馬場にはhasegawa先生一人が乗っていただけで、
レッスンに出た子たちは、みんな厩舎に戻ったところ。
もし、馬場であの地震が来ていたら・・・
馬たちは興奮して暴れまわり、その中で人々は落馬。
人馬ともにケガをしていたことでしょう。
hasegawa先生は馬場で馬を上手にコントロールしている様子?
というか、見ていると「地震に気づいていない?」
と思ってしまうくらい落ち着いて見えました。
地震が大きくなり始めたため、
いったん、厩舎にいる「タマモラッシュ」から離れ、
洗い場に。
ななななんと・・・
洗い場の子たちが大暴れ。
綱で繋がれていて逃げ場を失っていたのと
人間が尋常ではない行動をしていたため、
馬たちは、我を失っていました。
私は「クローバー」をfuruoka先生たちと必死で抑えていました。
クローバーは額をぶつけて流血。。赤い血が流れ落ちてきます。
それでも、逃げたい一心で、暴れまくります。
その3頭向こうにいた「エスパス」も、かなりの痛手を負っています。
骨が見えてしまうほどの大ケガ。
ようやく少し落ち着いたところで、
たまちゃんこと「タマモラッシュ」のところへ。
たまちゃんは
「ボクはヘイキだよ!だから、おやつ~おやつ~」
よかった!
たまちゃんをはじめ、この周辺の子たちは
「いまのゆれなに~? そんなのいいから、おやつ~」
地震のショックはないようで、食欲に走っていたので、
ひとまずは安心しました。
ちなみに、この日のレッスンは、いつものようにhamaya先生です。
ということで、久しぶりの「乗馬日記」でした。
いや、地震は怖かったけど、
地震よりも、「馬たち」を見ているのが怖かった。
自分を守ることより、とにかく、とにかく、とにかく、馬を守るので必死でした。
しかし、あとから聞いた話・・福島に放牧していた子たちは
津波で流されてしまったよう・・・
さて、家で一人ぼっちで待っている
「ポポ」が物凄く心配になり、
歩いてでも、すぐに帰る!
という気合を入れて、地震後すぐに徒歩で帰宅しました。
テーブルから物が落ちて、頭を打っているかと思って心配していましたが、
元気だったので安心しました。
が、やっぱり、精神的なショックは、大きかったよう。
でも、家の中で放し飼いにいていたのが良かったのかな。
放し飼いにしていなかったら・・・、
ケージの横にTVが置いてあり、そのTVが50センチもずれていたため、
ケージも、それに伴って、ずれていたので、ケージの中に入っていたら
迫りくるTVに、ポポの恐怖は一層、強まったかもしれません。
いずれにしても、ポポの無事を確認するまで
気が気でなかったため、ほっと一安心しました。