本当に、忙しくって…。更新できずにいてごめんなさい。
さて今回は、「ちばわん」さん
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http://centrerep.exblog.jp/
にお願いをしまして、
動物愛護センターに同行をさせていただいたお話をします。
ちばわんさんの方には、お会いしてすぐに様々なお話を聞かせていただきました。
感染症パルボの怖さ(私はぽっくり病と認識しています)、去勢手術の大切さなど。
さて、現地に到着。
その感染病のリスクを避けるために、最初に向かったのが「子犬舎」。
多くの捕獲犬が収容されている収容所に行ってからだと、
こちらの犬が感染症にかかっ ている場合、
子犬に感染させてしまう可能性が0ではないという理由からです。
この「子犬舎」の子たちは、
私たちの姿に気付いたとたんに、体全体で元気を表現するかのように
柵の端に走りよ
り
「ぼくをみて~」「わたしをみて~」
と、自分たちの運命を知っているのか否か…猛烈に自己アピール。
こちらの子たちは、「譲渡会」に出るため、
今のところ救われていく命です。
今のところというのは、譲渡をされても、またこのセンターに戻ってきたり、
譲渡で決まら
ず引き取り手がいない場合には…。
最期まで責任&愛情のある飼い主さんと巡り合ってくれることを祈りました。
そして忘れてはならないのは、こんな不幸な子たちを増やさないため
避妊、去勢手術をすることが大切だということ。

さて、いい飼い主さんにめぐり合ってくれることを心より祈りその場を後にしましたが、
「子犬舎」は、とても心が安らぎ、ほっとする場所でした。
そうそう、可愛い写真がこんなにいっぱい撮れましたよ!
そして、次に向かったのは、殺処分も行われる建物。
入ったとたんに、独特の臭いと音。
先ほどの明るい場所とは一転して、重苦しい空気です。
この建物の犬たちの中には、殺処分をされてしまうもの。
引き取り手が決まって救われるもの。
二つの命がそこにいます。
そして、カメラで何度もこの命たちを写そうと試みたものの、
気を受けやすい私が何度シャッターをきっても写るものは…。
正直、写真と呼べないものばかり。
ですので、ちばわんさんの画像もお借りしています。
1日目の収容室には、こんなにやせ細った犬が…。
何日もご飯を食べられずに町をさまよっていたのでしょう。
次の
写真ですが、
最近は、このような猟犬、ラブ、ゴールデン、ビーグル…純血種も多いそうです。
ほとんどが、飼うことを拒否した飼い主が捨てた子ばかり。
ドアに近付くと、必
死な瞳で私に
「たすけて!!!!!」と訴えかけてきます。
とくにこの最終日、第5収容室の子たちは…。この子たちはすでに…。
こんな愛らしい瞳をしているのに…。
しかし、幸いなことに、この犬たちはすべてが殺処分されるだけではなく、
センター主催の譲渡会に出されたり、
「ちばわん」さんが引き出しに行ったりして、
救われる命もいっぱいいます。
こちらのケージの子たちは、引き出される予定の子たちです。よかったぁ~。
この日も、お母さん犬、まだ生後4ヶ月の黒の子犬など何頭か救い出されました。
(この黒い子の
写真は、どうにか形になって映りました)
でも、ちばわんさんの写真の方が、ずっと可愛く写っています!
この子、収容室から出されると、すぐにお腹を丸見えに
して、甘えてきました。
こんな人懐っこくて甘えん坊なのに、なんで簡単に捨てることができたのでしょうか。
飼い主さん! 考えられないです。
このセンターに入ったら、殺処分されることがわかっているでしょ。
この子は、ちばわんさんのおかげで命拾いしましたが…。
その救われた子の中でダックスがいましたが、
この建物で働く所員の方にとても懐いていて、飛び跳ねてじゃれていました。
所員さんが「この子はよく食べるし、よくウンチするよ~」と。
けっして、動物たちに愛情をかけすぎてはいけない仕事かもしれませんが、
その愛情あふれた姿が、私の胸を打った瞬間でした。
ここで捕獲された犬たち、不思議と噛むことはないのか、
センターの方の腕を観ると意外にもキレイでした。
次に子猫がいる部屋に、センターの方が連れて行ってくださました。
そこには、ケージが2つ。
1つは、
私の手のひらの半分くらいの大きさの子猫が2匹。
もう1つは、10匹ほど子猫が入ったもの。
どちらも必死になって「みぃ~みぃ~」と鳴いています。
しかし、手のひら半分サイズの子は、きっとこのまま息絶えてしまうでしょう。
センターの方
が、10匹くらい重なるようにしている子猫たちの中から、
2匹のみ取り出しました。
この子たちは、きっと優しい飼い主さんとめぐり合えるはずです。
よかったぁ~!
ね!可愛いでしょ! かなりボケた写真ですが…。
ちなみに、こち
らの威勢の良い子猫は、すでに救われることが決
まっている子です。
それでは最後になりますが、
飼い犬や猫をどんな理由があるにせよ、絶対に捨ててはいけないことはもちろんのこと、
せっかく救われた子たちが、本当にいい飼い主さんと巡り合ってほしいということ。
これからの犬人生を幸せに過ごして欲しいということ。
そう祈るばかりです。
そして帰り道も、ちばわんさんのご好意で車に同行させていただいたのですが、
そこには、その日引き出した、とっても可愛い子犬がいました。
車酔いしたのか、食べたものをゲ~としていましたが、
しかし、ここは人間と違うところ。
エサだと思って、また食べちゃいました。
車の中では、私が指を差し出すとペロペロとして…。もうもう、可愛すぎです。
こんな子たちを絶対に捨ててはいけません!
命を何だと思っているんですか!
最期のときを迎えるその瞬間まで、あなたが一緒にいてあげてください。
その子は、あなただけが頼りなのですから。
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最後に、親切に対応していただきました
動物愛護センターの方、ちばわんの方に、この場をお借りして感謝いたします。
ちばわんさんの アドレスです。
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明日、猫のねこ親会(譲渡会)が都内で行われるそうです。
http://chibawan.exblog.jp/10113372/
私も仕事の合間に見学しに行けたら行きたいなぁ~と。
29日(土)11:00~14:00
【会場】 西大井・「ウエルカムセンター原(原小学校跡地)